MONDAY PLAYLIST

ELLA staff's "Best Music 2024"

ELLA RECORDSのスタッフそれぞれが選んだ2024年のベストアルバム or ベストソングをまとめました。今年リリースされた新作に限らず、スタッフが今年もっともハマッた旧譜やリイシューからもセレクトしています。各スタッフのコメントとあわせてお楽しみください。

2025年もたくさんのいい音楽に出会えますように・・

ELLA staff's "Best Music 2024" tracklisting & comments
※曲順は順位ではありません

artist / song title
1. トリプルファイヤー / ここではないどこか (from the album "EXTRA")
歌がいいです (旧政野)

2. Aurita Castillo y Su Conjunto / Chambacú (from the 1965 album "Festival con Aurita")
職場で疲れたり眠くなってきた時に、この曲をかけるとなんだか元気が湧いてきて最後までがんばれました。アウリタちゃんありがとう! (カネコ)

3. 小川美潮 / おかしな午後 (from the 1990 album "4 to 3")
今年目黒シネマで開催された市川準監督特集に行けず悔しかったので!監督が撮ったPVの16mmフィルムが写す太陽の光を思い出す音です。(石渡)

4. NewJeans / Bubble Gum (single)
今年韓国に旅行したので思い出に残る1曲です (のだ)

5. Tyler, the Creator / Darling, I (feat. Teezo Touchdown) (from the album "CHROMAKOPIA")
タイラーのポップとグロテスクが入り混じるスタイルはそのままに、今作はトライバルな要素が盛り込まれており、かなりツボを刺激されました。 (北)

6. Mach-Hommy / SUR LE PONT d'AVIGNON (Reparation #1) [feat. Sam Gendel] (from the album "#RICHAXXHAITIAN")
ハイチをルーツに持つアメリカ出身のラッパー、マック・ホーミーによる、なんと28作目(!)。ミックステープ・タイプの作品やEPも含めると数えるのが面倒になるほどのリリース量だが、ライブ以外ではあまり表舞台に姿を見せず、フィジカル・リリースも自身のウェブ・サイトのみという謎多きラッパーとして、初めて聴いたときからずっと心を掴まれたまま。本作でも今までと変わらず、ジャズやプログレ、ソウルなど、過去の多様な音楽を取り入れたトラックの上で、高純度のラップを披露。日本でも人気の高いサム・ゲンデルのサックスをフィーチャーした「SUR LE PONT d'AVIGNON (Reparation #1)」、ケイトラナダのプロデュースによる異色のタイトル・トラック「#RICHAXXHAITIAN」は新たな発見だった。彼のことだから来年には29作目が出るかもしれないな〜と、ちょっぴり期待しています。 (木村亮介)

7. Primal Scream / Love Insurrection (from the album "Come Ahead")
8年ぶりのニューアルバム「Come Ahead」すごくいい!とくに先行シングルのこの曲はすごく聴きました。90’s期ぽくもあり、アップデートされてる感もあり。なによりボビーのリラックスした歌声が最高です! (佐藤)

8. 大島ミチル / Bon Bon Bon (from the album "T・Pぼん (Soundtrack from the Netflix Series)")
個人的にエンタメを吸収しまくった2024年、その中で特に印象に残った作品が"‎T・Pぼん"でした。OPのスキップが容易いサブスク時代、あまりのかっこよさに唯一スキップができなかった傑作です。(古川)

9. atiek / Save Point (from the album "atiek")
傑作。(池田)

10. Brigitte Calls Me Baby / Fine Dining (from the album "The Future Is Our Way Out")
胃もたれしないThe Smithsって感じでアルバム通して心地よく聴ける (吉田)

11. Underworld / Black Poppies (from the album "Strawberry Hotel")
今年の新譜で聴いてたのが唯一このアルバムでした笑 その中で2025年が良き年になるように希望を込めてこの曲を選んでみました。(MAPE 長﨑)

12. Hermanos Gutiérrez / Low Sun  (from the album "Sonido Cósmico")
もうすぐ来日しますね(20代男性スタッフ)

13. Khruangbin / May Ninth (from the album "A LA SALA")
このバンドは、普段の生活から離れて遠くに出かける時に聴きたくなります。12月のプレイリストという事で、年末年始の帰省などの道中に、「今年はこんな年だったなー」と回想する際のお供にも如何でしょうか。(市川)

14. Bruno Berle / Te Amar Eterno (from the album "No Reino Dos Afetos 2")
心の第一位はThe Cureの16年ぶり新作なんですが、純粋にサウンドに一番ときめいたのはコレ。ブルーノ・ベルリは今様ブラジリアンSSWの中でも指折りのセンスの持ち主だと思ってます。彼を目当てに行った静岡のFestival de FRUEも最高でした。(田中)

15. 折坂悠太 / ハチス (from the album "呪文")
私的2024年ベストアルバムは、FESTIVAL FRUEZINHO 2024でのパフォーマンスも印象的だった折坂悠太さんの"呪文"に一票。全曲素晴らしいですが、しいて一曲をあげるとすればラストを飾る"ハチス"でしょうか。間奏部分で折坂さんの放つ”ふぅーっ”の言い慣れていない感じも、じんわりと味わい深くて好きです。ふぅーっ。(KenKen Ogura)

16. Ålborg / Same Page (from the album "The Way I See You")
2024年の私的レコード大賞は、Ålborgの1stアルバム"The Way I See You"です。レコードを運ぶ車の中で一番お世話になりました。春には私がブッキングを担当している名古屋の野外イベントに出演して頂いたりと、今年はÅlborgのおかげで健康で幸せな一年となりましたので、来年もお世話になりたいです!よろしくお願い致します!!! (水野)

17. Mac DeMarco / 僕は一寸 (single)
間延びしたギターとぎこちない日本語がクセになりリピートしちゃいました… (笠谷)

18. Sam Blasucci / No Magic (from the album "Real Life Thing")
最近出会えてなかったキチンとメロディーが素敵なSSWコッソリ名盤。(JET)

19. JJ72 / October Swimmer (from the 2000 album "JJ72")
Debutから25年
望・再結成 (N)

20. Neil Young & Crazy Horse / Down By the River (from the album "Early Daze")
ロックシーンのレジェンド、ニール・ヤングの1969年に録音された初期代表曲の未発表ヴァージョンです。60年代末から70年代へと新たなる時代へと突き進んでいく、若き日のレジェンドたちの空気感、熱量を感じられます。(J)

21. Broadcast / Tears in the Typing Pool [Demo] (from the album "Distant Call - Collected Demos 2000 - 2006")
遺されたデモ・トラックというフォーマットが故のローファイ・アシッド・フォーク。(廣瀬)

22. Lucy Sissy Miller / Florida Mermaids (from the album "Pre Country")
幻想的なロマンスに溢れた音響フォーク作品。一度聴けばどこまでも夢見心地な瞑想の深みにはまります。(藤木)

23. Julius Asal / Scriabin: Prélude in B-Flat Major, Op. 11, No. 21 - Upright Version (from the album "SCRIABIN · SCARLATTI" deluxe edition)
トマトやキュウリを買うときによく聴いた曲です (葛原)

24. Nala Sinephro / Continuum 2 (from the album "Endlessness")
ここ数年、単曲中心で音楽を聴いてきた中、アルバムを通して何度も聴いたアンビエント・ジャズ・アルバム。(渡利)

25. The Ghostwriters / Swizzle (from the 1981 album "Objects in Mirrors Are Closer Than They Appear")
Buchlaシンセサイザーの使い手Charles Cohenとマルチ奏者Jeff Cainによる米実験デュオ81年作再発。Buchlaによくある迫真的で非線形な要素はなく、なんだかヘッポコで、怪しい可愛さを放つ、いわば架空のカクテルみたいなアルバムです。Moogとも違う、Buchlaならではのアナログシンセの音を沢山味わえるので、これから大事な一枚になりそう! (小池)

26. Rafael Toral / Spectral Evolution (from the single-track album "Spectral Evolution")
朝日の差し込む電車に揺られて、Rafael Toralを聴きながら、窓から流れる景色を観賞する、ような瞬間があったかどうかは忘れました。 (横溝)

Playlist by ELLA RECORDS staff members
Cover photo by KenKen Ogura (ELLA RECORDS)

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